バイナリーオプションにおける
マーチンについて
バイナリーオプションで、最初にエントリーした時、判定が負けになった際に続いて同じ方向に金額を増やしてエントリーする方法が、基本的なマーチンゲールのやり方ですが、普通に金額を倍にしているだけでは、次第に利益が減って、リターン率が一定の場合、マーチンの回数が増えると、たとえそれで勝っても累積投資額を回収できません。
例えば、下の表はリターン率が1.87の「HIGHLOW」のTurbo(リターン率:1.87)で、初期エントリー金額を1,000円で、マーチン金額を単純に2倍にしていった時のリターン金額(利益)を表にしたものです。
これを見れば明らかなように、2回のマーチンを行い、2回目で勝っても利益はわずか480円です。
単発で勝った場合と比べると、利益が大幅に減少しています。
確かに、投資額は回収でき、480円の利益が出ているので、この時点ではギリギリOKと言えるかもしれません。
しかし、3回目のマーチンで勝ったとしても、利益はなんとマイナス40円となり、それ以降はどれだけ勝っても利益を生み出せなくなります。
つまり、マーチンの「常に2倍」という考え方で金額を設定しても、結果的には無意味であることが明白です。
もっと厳しく言えば、マーチンを2回以上行うこと自体が、もう単なるギャンブル行為に過ぎません。
3回もエントリーが外れている時点で、相場の読みが完全に間違っているわけで、そもそも最初のエントリーがすでに適切ではないのです。
2回目のマーチンを行った時点で、すでに7,000円を投資しています。勝った場合は480円の利益になりますが、ここで負ければ大損失を被ります。
これは、「損小利大」という理想とは完全に逆行しており、ただただ無謀な行為と言わざるを得ません。
エントリーのロジック自体が相場に合っていない証拠です。
このような無計画なマーチンを続けていれば、いずれ資金が尽き、破綻するのは時間の問題です。
1回のマーチンまではまだ許容範囲かもしれませんが、それ以上のマーチンを行うのは、もはや「負けを認めたくない」という感情に支配された、ただのギャンブラーに他なりません。
これは、特に素人トレーダーによく見られる愚行です。
※マーチンゲール法は、数学的にも心理的にも破綻している戦略です。この方法に頼ることは、自らの金融的未来を危険にさらすことに他なりません。
真剣に投資を考えるなら、このような危険で非合理的な方法は即刻放棄し、健全で持続可能な投資戦略を学ぶべきです。
では、マーチンを実行しながら単発勝利と同じだけの利益を得るためには、本当はいくらの金額でエントリーすれば良いか、下の入力欄に必要項目を入力して実際のエントリーに活かして下さい。
マーチンゲール金額計算機
マーチン回数 | ベット額 |
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